レイクサイド北山・ウェルカムセンター（佐賀県立21世紀県民の森・総合案内センターほおのき）

3月13日（日）、森林学習展示館にて「森を楽しみ隊」を開催しました。

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被災された方々へ
心よりお見舞い申し上げます。

当教室も中止を検討しましたが、このようなときこそ森林や自然と共存する
ことを体験していただきたい・・と考え、開催に踏み切りました。



今年度最後の楽しみ隊。40名の方が参加してくださいました！


「学習の森」は、冬の間に動物たちの被害に遭って大変なことに…
昨年植樹に参加された方にとっては、かなりショッキングな事件です

ということで、午前中は「学習の森」の育樹活動


ノウサギの食害を受けた苗木の傷口に、殺菌塗布剤を塗ります
また、イノシシに掘り返された苗木を植え直す作業も行いました。
動物たちも生きるのに必死なんです



次は、お昼に向けて竹食器＆竹箸づくり
これを作らないと、竹ごはんは食べられませんよ～


いよいよ竹ごはんづくり
コンクリートのブロックで囲んだ即席のかまどで火を起こします。
勢いよく燃えあがってきたら、お米と水を入れた竹筒を火にくべます。


11月のたき火塾に参加した子たちは、作業の手つきも慣れたもの！
手作りのお箸や器で食べる竹ごはんの味は格別でした


午後は、森の動物探検隊!!


事前に動物の足あとが付くように仕掛けておいたトラップを
よーーく観察してみよう！どんな動物の足あとだろう…？？

推理の結果・・・
「学習の森」周辺には、タヌキやネズミ、カラスがいることが明らかに!!

いつか生で見られるかも！


その後、とりもちを作って遊びました
昔（おじいちゃん世代!?）の人は、これでメジロなどを捕っていたそうです。


「モチノキ」の樹皮をはいで、かなづちでつぶすとネバネバしてきます。


みなさん初めての経験で、モチノキの由来を肌で感じることができました



今年度の森を楽しみ隊は、今回で最終回です!!
参加してくださったみなさま、本当にありがとうございます

森の知識だけでなく、体験で学ぶ『森の知恵』をこれからも探していき、
子どもたちに体験してもらいたいと思っております。

来年度の開催については、まだどうなるかわかりませんが、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします